保険業界では、事故状況を調査する人をアジャスター、事故車の損傷具合などをチェックする人を「技術アジャスター」と呼び分けているようです。アジャスターによる調査が終わると、報告書が保険会社に届きます。保険会社の担当者は、その調査報告書の中の写真や図面などを見ながら、『民生父通訴訟における過失相殺率の認定基準』という本を見ながら、もう一度、過失割合を認定するわけです。こっちは保険をかけているお客様なんだから、少々の無理はきくだろう……、なんて甘い考えで、あからさまに事実と違う報告をしたりすると、この段階で必ずバレてしまいます。絶対にやめてください。ただし、アジャスターにもさまざまなレベルの人がいて、時々とんでもない調査報告書が提出されることがあります。過失割合を認定する担当者だって同じです。せっかく調査が終わっても、間違った判例をあてはめられたら元も子もありません。再度、出された過失割合にどうしても納得できない場合は、きちんと判断の根拠を聞きましょう。それでも納得できない場合は、自分なりに反論の根拠を探さなければなりません。示談が成立しない場合は、最終的に裁判で決着をつけることになります。事故処理においてこのようなトラブルが発生したとき、ぜひ冷静にみてほしいのは保険会社の対応です。自動車保険ははっきり言って、事故が起こったときのためにあるもの。双方の保険会社の対応の善し悪しをしっかりチェックして、次の満期時の保険会社選びに役立ててください。
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