決心してからのOさんの行動は素早く、94年にホテルを辞めたあと、近所のハーブショップで働きながら、育て方、販売や卸、仕入れルートなどについて学びました。と同時に、「香りの総合学院グラース」でアロマセラピーを基礎から勉強。さらに販売士の講習会に参加したり、WWBジャパンが主催する女性起業家のためのセミナーで学ぶなど、着々と準備を進めていきました。国内での勉強だけでなく、1か月ほどヨーロッパへ視察旅行に出かけてもいます。
(おすすめサイト)
車用のアロマディフューザーdrive time(ドライブタイム)
http://www.at-aroma.com/product/at-aroma/diffuser/drive-time.html
もっとも、店舗探しは容易ではありませんでした。女性がひとりでお店を持つことへの不信感や、扱うものの認知度の低さから不動産屋さんが貸し渋ったり、予算に見合った小さくて駅から近い物件がなかなか見つからなかったのです。物件探しは「注目されている街であり、比較的高所得者層が住んでいる街」にターゲットを絞った結果、最終的に恵比寿に決まりました。「ハーブやアロマセラピーに関する商品は、日常の消耗品でありながら、薬局で売られているような芳香剤よりは値段が高めのものが多いので、生活にゆとりのある人々を顧客にできる地域にお店を構えることが必要と考えたのです」