心筋細胞の収縮が、活動電位によって引き起こされることは説明したが、先生の実験ではイヌの単一心筋細胞に人工的に電気刺激をあたえて収縮を起こしている。「ふつう、生体に電気刺激をあたえると筋肉がピクピクッと動きますが、その収縮を、心筋から単離した一個の細胞に起こしたわけです。そしてその収縮を起こした状態の細胞にDHA化合物をあたえて。何もあたえない場合(コントロール)との収縮状態の差を比較しました。このとき、DHA化合物にカルシウム枯抗作用(カルシウムイオンの流入を抑える作用)があるとすれば、DHA化合物を投与した細胞では、心筋細胞の収縮が小さくなるはずです」実験の結果、DHA化合物をあたえたほうが、心筋細胞の収縮の状態が非常に小さくなることが確認でき、しかも、DHA化合物の濃度がたかいほど収縮が小さくなることがわかった。先生はさらに、DHA化合物を投与した細胞を1度洗浄して、DHA化合物を投与する前の状態にもどし、ふたたび同じ条件でその収縮の度合いを調べている。つまり先の実験でみられた心筋細胞の収縮抑制が、DHA化合物の働きによるものなのかどうかを確認したわけだ。結果は、最初から何もあたえていない細胞(コントロール)と同じ程度に収縮が回復していたという。これでDHA化合物が、心筋細胞の収縮抑制に役立つことは明らかだ。
[参考サイト]
サントリーウエルネスオンライン通販のDHA & EPA+セサミンE
http://www.suntory-kenko.com/supplement/main/43322/
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