モノが売れ給料が上がっていくと、景気が過熱するため、モノの値段が高騰するインフレが起こってしまう。そこで、今度は日銀が公定歩合を上げる。すると、銀行が企業に貸し付ける際にも利子が高くなる。企業も借金を控えて、お金をつかうのをセーブするため、景気が沈静化していく。日銀は、このように公定歩合を上下させることで景気をコントロールしているのである。ただし、1994年に民間銀行の金利が自由化され、公定歩合の意味合いも多少変わってきたようだ。現在では、銀行同士が短期でお金を融通しあう、無担保コール翌日物での金利の誘導が、政策金利として重要視されている。なお、この金利が、ゼロに近い水準に設定した政策がゼロ金利政策とよばれるものである。
大きな災害が起こると、真っ先に心配されるのが飲み水だといわれる。阪神・淡路大震災のときにも深刻な水不足が生じ、地割れした道路から沸き出る地下水や、雨水を飲料水代わりにしたというようなことがあった。それもそのはず、人間一人が一週間生活するためには、最低でも二十リットルの飲み水を必要とする。二十リットルといえば、ポリ容器二つぶんにも相当する。そもそも、人間の体はほとんど水でできているといってもいい。成人だと体重のほぼ六割、乳幼児にいたっては七割を占めている。それでは水なら何でもいいのかというとそうではない。生命を維持し、健康な生活をおくるためには、どのような水をどう飲むかが重要になってくるのである。
和食では串刺しの料理が多くあります。田楽、焼き鳥、シイタケやシシトウ等の野菜の串揚げなどなど……。このような串刺しの料理のとき、串から直接食べている人を見かけます。串を持って直接口に運んでよいのでしょうか。和食の串刺しものを食べるときは、串を直接手で持って食べないのがマナーです。たとえば、田楽のような料理の場合、左手で串を持ち、串の先を皿に当てます。右手で持った箸で、田楽を引き抜くように押し出し、皿の上に出します。串は串入れが出されたときはその中へ。そして、皿の上の田楽を箸で一口大に切ってから食べます。串焼きなどは、食べる分だけ串からはずし、食べ終わったらまた次に食べる分をはずす、というようにします。はずすときは、串を回すようにすると、うまくはずせます。もちろん一杯飲み屋で焼き鳥を串ごと口に入れて食べるのは、おいしいものですし、この食べ方がふさわしいわけです。串から直接食べるかどうかは、店の業態やグレード、料理の提供のしかたにもよります。グレードの高い店や和食のコース料理を提供する店では、串からはずして食べましょう。そのほうが食べやすいですし、傍から見て見苦しくないものです。外国の料理ではプロシェットやシシカバブのような肉の串刺しは、金串を使っています。この金串は明らかに口に入れる類ではありませんが、和食の場合の多くは、竹串が使われていて、概して串は小ぶりです。ただ、小さくても串の先はとがっていて、直接口に入れるのは危険です。また、下のほうに刺してある部分は、食べにくいということもあります。このような観点からも、箸ではずして、皿の上に出してから箸で食べるほうがよいのです。